印南町の特産品
町の概要
和歌山県沿岸のほぼ中央部に位置し、町土の約74%が森林です。
温暖な海岸部の農業は国道42号沿いにハウス棟が立ち並び、キヌサヤエンドウは日本一、
また山間部での冷涼な気候を生かした千両栽培は関西一(全国2位)の生産量を誇っています。
また真妻わさびの原産地であり、かつお節発祥の地でもあります。
観光では熊野古道の要衝といわれ、五体王子と呼ばれる切部王子跡等、歴史的・文化的遺産などが今日に受け継がれています。
町のシンボル
町の花・・・・千両
ひそやかに咲く白い花、生き生きとした緑に映える真紅の実、縁起のよい特産物です。
町の木・・・・杉
木の国和歌山県の代表的な木であり、山間部の多い印南町の景観を引き立てています。
町の魚・・・・勇紀
旬は初夏。脂がのってたいへんおいしい魚です。 ※年中釣れます。
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● 千両
栽培は昭和24年小原地区(真妻)の一農家が大阪の市場で茨城県波崎産の種子を譲り受けたことに始まる。
昭和40年「真妻花き園芸組合」が設立され、先進地視察や研修会等を開催し、山間地の有利品目として栽培を推進し、産地化に拍車をかけた。
昭和57年度から「活力ある山村づくり推進事業」により産地化が促進された。
現在(H.14)の栽培面積は14haとなっており、関西一の産地である。 -
● イサキ(勇紀)
印南町を代表する魚で印南町の魚として認定しています。
年間を通じて釣れる魚で、産卵期は5月中旬から6月下旬であり、この時期のイサキは「ムギワライサキ」とも呼ばれ、好まれていますが、四季を通じて大変おいしい魚です。 -
● カツオ
春から夏にかけて北上するカツオを「のぼりガツオ」といい、秋から冬に南下するカツオを「戻りガツオ」といいます。
印定寺には約300年前、かつお節を考案した 角屋甚太郎の位牌がまつられています。
すじガツオ、スマガツオ、ソーダガツオなどの種類があり、刺身、タタキ、焼き物、鰹節など料理に応じて旨みが味わえます。 -
● ワサビ
真妻地区でわさびづくりが始まったのは1888年(明治21年)奈良県十津川村から導入して川又でわさび栽培を始めたとあります。
それ以前からわさびが作られていたという説もありますが、定かではありません。
いずれにしても、100年以上の歴史を持つ真妻わさびは昭和30年代に静岡県の伊豆地方などに広がり、この『まづま』 種が高品質の最高のわさびとして、料亭で重宝がられています。
地域情報
- 10月2日
- 【宇杉八幡神社】 印南 (光川・本郷・宇杉) ・ 山口 (東山口)
- 【山口八幡神社】 印南 (地方・浜)・ 津井 ・ 山口 (西山口) ・ 御坊市名田町
- 日高地方のトップをきって印南祭りが行われます。 幡、御傘、御輿、太鼓屋台の川御渡りが有名です。
他にも雑賀踊りや重箱獅子などが奉納されます。
- 10月第2土曜日
- 【松原真妻神社】 美里 (脇ノ谷・見影) ・ 松原 ・ 丹生 ・ 崎ノ原 ・ 皆瀬川 ・ 小原の一部 ・ 西神ノ川
- 10月第2日曜日
- 【須佐神社】 南谷 ・ 立石 ・ 明神川 ・ 御坊市塩屋町
- 【大歳神社】 印南原
- 体育の日の前日(日曜日)
- 【古井嵓上神社】 古井
- 【古屋八幡神社】 羽六 ・ 古屋 ・ 宮ノ前
- 【川又真妻神社】 川又 ・ 上洞
- 体育の日
- 【樮川真妻神社】 樮川
- 10月第3日曜日
- 【切目王子神社】 西ノ地
- 【中山王子神社】 島田
- 【田ノ垣内真妻神社】 田ノ垣内 ・ 高串 ・ 小原