熊野本宮　エコ遊記　[世界遺産熊野古道の自然を生かした回遊プラン開発と全国展開事業]

平成22年度地域資源∞全国展開プロジェクト（全国商工会連合会・日本商工会議所・中小企業庁・経済産業省）
熊野本宮　エコ遊記　世界遺産熊野古道の自然を生かした回遊プラン開発と全国展開事業

湯の峰温泉
【住所】和歌山県田辺市本宮町湯峯
【電話】0735-42-0735　熊野本宮観光協会
【駐車場】有（100 台）　
【トイレ】有
【公衆浴場】有（一般公衆浴場、くすり湯、つぼ湯）

湯の峰温泉は、1800年以上もの昔成務天皇の御代に熊野の国造（くにのみやつこ）大阿刀足尼（おおあとのすくね）によって発見された日本最古の温泉として伝えられ、「熊野詣」の湯垢離場（ゆごりば）として名高い温泉です。湯の峰温泉の由来は、東光寺の御本尊の薬師如来が高さ3mの湯の花の化石でできており、その胸から湯が湧出ていたため湯胸薬師と呼ばれていたことから「湯の峰」となったといわれています。

湯の峰温泉共同（公衆）浴場
【電話】0735‐42‐0074　
【泉質】含硫黄－Ｎa－炭酸水素塩泉、92℃、無色【飲用効果】リューマチ性疾患、神経痛、皮膚病、糖尿病など
●入浴料金：公衆浴場・・・大人250円・子ども（12才未満）130円／くすり湯・・・大人380円･子ども（12才未満）190円／つぼ湯・・・大人750円・子ども（12才未満）450円
●営業時間：　公衆浴場8:00～22:0　つぼ湯 6::00～21:30　（貸切で30分交替）　くすり湯6::00～21:30　
●定休日：不特定で年2回
●その他：くすり湯は貸切風呂もあります2時間500円で2Ｆ休憩所も利用できます。（貸切ではありません。）
※つぼ湯の入浴料は公衆浴場料金を含みます
※つぼ湯のみ男女混浴風呂
※増水時、つぼ湯は利用できません

一遍上人爪書の碑
本宮大社で百日の行を行い、悲願をたてた時宗開祖、一遍上人が経文を爪で刻んだと言われる爪書き岩。名号碑が残っています。
玄峰老子の出生地
東光寺の横には玄峰塔が建立されています。玄峰老子は終戦の詔勅にある「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の文言を進言、天皇を国家の「象徴」と定義する（象徴天皇制）よう発案するなど、鈴木貫太郎首相などの相談役なども努めました。
大阿(おおあ)刀(と)の足(すく)尼(ね)の碑
湯の峰温泉の発見者、熊野の国造大阿刀の足尼の碑
東光寺
湯の花の化石でつくられた薬師像の胸から温泉が湧いたといわれている。
湯峰王子
つぼ湯から約300m。徒歩5分のところに、熊野古道（大日越）に沿う王子跡があります。
小栗判官と照手姫
この湯の峰温泉は、歌舞伎や浄瑠璃でも演じられている小栗判官と照手姫のドラマチックな物語の場所である。相模の大豪族横山家の娘照手姫と恋におち、立腹した横山家により毒を飲まされ餓鬼の姿になった小栗判官。蘇生のために熊野の湯の峰を目指す道中で、何も知らない照手姫と出会い、照手姫は餓鬼の乗った車を引き、やがて湯の峰へ辿り着く。つぼ湯で49日の湯治を行い餓鬼は小栗判官の姿に戻ったといわれています。
力石
蘇生した小栗判官が力を試したといわれる石。
まかずの稲
小栗判官が湯治の間頭髪を結んでいた稲ワラを捨てたところ発穂し、毎年実りを続けています。
車塚
つぼ湯から約1Kmのところに、照手姫が小栗判官を湯の峰温泉まで乗せてきた車を埋めたところです。

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【問合せ先】　本宮町商工会　 TEL0735-42-0269 　〒647-1731和歌山県田辺市本宮町本宮219 本宮行政局2F