湯浅町の魅力
古くから商いの町として栄えてきた湯浅。
その風土と自然は、それらが渾然一体となって、すばらしい空間を生み出している。
人々の培ってきた歴史と自然の織りなす時間がかならずや、訪れる人の心に残すだろう。
すばらしい町、湯浅の息吹を・・・。
湯浅町商工会が我が町湯浅をご紹介します。湯浅町
湯浅町は和歌山県のやや北よりの中央部に位置し、西は紀伊水道に面し、海をへだてて四国を遠望できます。
歴史の上に「湯浅」の地名が現れたのは平安末期で、この地の豪族湯浅氏が我が国最古の山城といわれる「湯浅城」を築いた時に始まる。古来、湯浅の地は、熊野街道の要地にあたり、その史跡も一部残されており、古い歴史の町として専門家の来訪もしばしばであります。又、自然に恵まれた良港であったので、各地との交易が盛んで、出船・入船が多く、周辺産物の集積場として経済上の中心をなしていました。
明治以後、各種の国県の行政官庁が整備され、有田郡の行政ならびに教育文化の中心として前進してきました。戦後は、観光産業の開発にも注力し、湯浅城総合公園、二の丸温泉が完成しています。又住宅地としての需要が盛んで、二度にわたり宅地を埋め立てにより造成、明るく住み良い町づくりにまい進しています。
また日本の味を代表するといってよい味噌、醤油の製法を750年にわたり伝えている町であります。
このように、伝統と県立西有田自然公園に代表される風光明媚な海岸と青い海、温暖な気候とすばらしい自然も併せ持った町であります。
位置
東経 135度11分40秒北緯 34度1分44秒
面積
20.80平方キロメートル
人口
11,572人(令和3年4月1日)
世帯数
5,385世帯(令和3年4月1日)
年間観光客数
540,651人(令和元年)
町のシンボル
町花 三宝柑
町木 なぎ
観光関連
“醤油のはじまり”を今に伝える技と街並みがそこにはあります。湯浅町湯浅伝統的建造物群保存地区
保存地区は旧市街地の北西に位置し、東西約400m、南北約280m、面積にして約6.3ヘクタールに及びます。
16世紀末頃に開発されたといわれる北町、鍛冶町、中町、濱町を中心とする醤油醸造業が最も盛んであった一帯にあり、『通り』と『小路』で面的に広がる特徴的な地割と、醸造業関連の町家や土蔵が立ち並んでいます。
今もなお当時の名残を残す白壁や、幕板、虫籠窓がある街並みは、その重厚な歴史的風致を今日によく伝えられ、価値が高いと評価され、平成18(2006)年12月19日に国の『重要伝統的建造物群保存地区』(略して重伝建地区)に選定されました。
湯浅醤油
金山寺味噌
日本遺産『最初の一滴』醤油醸造の発祥の地湯浅の醤油と金山寺味噌
覚心(法燈国師)が建長6年(1254年)に宋から金山寺味噌の醸造方法を伝えました。その味噌造りをしていく工程で、味噌桶の上部や底に赤褐色の汁が溜まっていくことに気付き、それを職人がなめてみたところ旨味があり、塩味や甘みや発酵の香りがある、芳醇で独特の風味をしていたのです。これが醤油のはじまりです。 江戸時代には徳川御三家紀州藩の保護を受け、水がよく気候が適した町の中心産業として醤油屋は栄え、人家1000戸の湯浅に92軒の醤油屋が軒を並べたと伝えられています。
またこの時代に漁場を開拓するため多くの漁民が房総半島に移住し、醤油醸造も伝わりました。そして日本各地にその製造方法が広まりました。今では海を越え「Soy Sauce」として世界各地の食卓に上るまでになりました。
今では数軒の醸造処が残るのみとなっていますが、大量生産ではなく1年以上かけてじっくり仕込む手作業と蔵つきの酵母が作り出す湯浅の醤油は最高の逸品です。
金山寺味噌はなめ味噌の一種で、調味料としてではなくおかずとして食されています。大豆と麦に麹、それに塩を加えて仕込まれます。そこに細かく刻んだ茄子や瓜、紫蘇、生姜などの夏野菜を混ぜ合わせ醸造します。槽を密閉してから30日~90日熟成させ、金山寺味噌ができあがるのです。伝統の技と技法で仕込まれた金山寺味噌をどうぞご賞味ください。
湯浅に来たらやっぱり食べたいしらす
一年を通して湯浅港に水揚げされるしらす。
和歌山大学の協力を得て、紀州湯浅名物しらす丼の「食べ歩きマップ」を作成。ご当地グルメのしらす丼や現地でしか食べられない生しらすもぜひご賞味ください。
またこちらでは「シラスの七不思議」について解説していますのでぜひご覧ください。
湯浅温泉 湯浅城
湯浅町のシンボルとして愛され、日帰り入浴可能な天然温泉、周辺には野球場・テニスコート・ゲートボール場・体育館などのスポーツ施設、レジャー、グルメを楽しめる宿泊できる日本唯一のお城です。
住所
湯浅町青木75番地
電話番号
0737-63-6688
ホームページ
西有田県立自然公園
雄大な自然と快適なリゾート
すばらしい景観に囲まれて目に美しい一日を過ごす!
典型的なリアス式海岸で自然美にめぐまれ、海水の透明度は高く、キャンプ地としても海水浴、磯釣りにも絶好の場所です。
湯浅湾内に点在する島々はロマンをつくりだす。
島の一つ「苅藻島」は島の一端に直径3mもある穴があり、磯釣り、海水浴に最適です。
湯浅ゆかりの明恵上人がきびしい修業をつんだ場所でもあります。
住所
湯浅町栖原・田 栖原海岸・小浜海岸
電話番号
0737-63-2525(湯浅町)
湯浅町内 散策コース
熊野古道、歴史のある古い町並み
せいろを利用して古民具や詩歌を展示した「熊野古道ミュージアム」や「辻行燈」
懐かしさに溢れた街並みは、訪れた人の心をきっと癒すことでしょう。
湯浅の町をぶらぶらと散策してみてはいかがですか?
熊野古道
古くから人々の交流の絆として、無くてはならない存在だった街道。
熊野古道はそんな、街道のなかで、紀州を貫く大街道。
いにしえの雰囲気に浸りながら、チョット散策から本格的な縦走まで熊野古道は応えてくれる。
ミネラルウォーター
湯浅インターチェンジより、二の丸温泉方面へ車で約15分、二の丸温泉にミネラルウォーター水汲所が有ります。この水は二の丸温泉をボーリングした際に湧出した水で地下240メートルより汲み上げられています。天然のミネラル分を多量に含んだおいしい水です。地元を始め、京阪神地方から毎日多くの人が水をもとめて訪れています。(殺菌処理はされておりません。)
給水時間
4月~9月 AM8:00~PM6:00
10月~3月 AM8:00~PM5:00料金
100円 20リットル水が出ます!
北町ふれあいギャラリー
湯浅町の歴史ある町並みを散策しながら、湯浅駅から海岸へ約10分、醤油のにおいの立ちこめる街角に、北町ふれあいギャラリーが開館いたしました。古い建物を改修したギャラリーは、絵画、写真等が展示され、きれいなトイレも設けられております。趣のある館内は、懐かしさに溢れ、立ち寄った人の心を癒してくれます。近くには醤油資料館があり、湯浅町の観光スポットとして、若い恋人から熟年カップルまで多くの人が立ち寄られ、只今注目されております。駐車場もございますので、お気軽にお立寄り下さい。きっと、貴方の湯浅を見つけることが出来ることでしょう!
開館時間
AM9:00~PM5:00
休館日
毎週水曜日・年末年始
入館料
無料
お問い合わせ先
湯浅町教育委員会
TEL:0737-63-1111アクセス
JR湯浅駅より徒歩約10分 駐車場(4台駐車可)
紀州てまり
湯浅の伝統芸能
町民の意識や生活様式は、物質的な豊かさだけでなく、心にゆとりとやすらぎを求めてきています。歴史的文化遺産の保存や、民族芸能・伝統文化の継承は独自の町民文化の創造に大切な課題になっています。また、湯浅のすぐれた自然環境が、すぐれた芸術家を「この地に」生み育てています。
宿泊
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旅館
湯浅町別所166-1
(0737)62-3168
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旅館
湯浅町栖原1363
(0737)62-2198
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釣宿
かるも旅館
湯浅町栖原957
(0737)62-3527
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釣宿
シーサイド松宮
湯浅町なぎ3200
(0737)62-2670
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ビジネス
てまり
湯浅町別所138
(0737)62-2366
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民宿
ヤマギワ
湯浅町栖原809
(0737)62-4536
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民宿
安全
湯浅町田1214
(0737)63-2346
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民宿
民宿タムラ
湯浅町田57-18
(0737)63-5767
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民宿
湯浅町田1196
(0737)64-0370
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民宿
民宿貴望
湯浅町田26
(0737)63-3729
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旅館
湯浅町青木75
(0737)63-6688
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ログハウス
山田山ログハウス
湯浅町山田1638-1
(0737)63-1826
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ユース
有田オレンジユースホステル
湯浅町栖原809
(0737)62-4536