熊野本宮

四村川小学校閉校式


約130年の歴史の幕が下りることになった、田辺市立四村川小学校。
明治8年に発足し、本宮町四村地区の檜葉(ひば)にある正覚庵で創立されました。
前回の町村合併当時には、久保野・皆地・武住の3つの分校ができ、児童数も500人近くになりましたが、
その後独立や統合を行い、平成元年に旧四村川中学校(下湯川)の校舎に移転、再び四村川小学校となりました。
数年後には児童数が30人まで減少ということに伴い本宮小・請川小との統合が決まりました。

閉校式は3月19日(日)、学校の体育館で行なわれました。
全校生徒38人が式典の後、児童たちと保存会による『大瀬の太鼓踊り』が披露されました。
歌を歌ったり、スクリーンに映し出される写真を見ながら学校の歴史や思い出を振り返って、最後に運動場で
餅ほりをして、児童や地元の住民らが四村川小学校との別れを惜しみました。

4月2日、新しい本宮小学校が開校式を行います。
町内の小学校は「新」本宮小と三里小の2つになってしまいました・・・。