当町における産業別就業者数を昭和60年度と平成7年度で比較してみ ると、第1次産業においては396人減少し、 構成比で10.6ポイント 減少、第2次産業においては789人増加し、 構成比では7.1ポイント 増加している。第3次産業においても増加が見られ、762人増、構成比 3.5ポイント増となっている。
減少した第1次産業では、主に農林業で減少が激しく(9.8ポイント)、 増加している第2次産業では、鉱・製造業での増加が著しい(5.0ポイ ント)。第3次産業では、運輸・通信を除く全ての業種で増加している。 当町の運輸・通信業は、大半が海運業で占め,かつての地場産業の中心産 業であったが、石油産業の衰退、陸運の拡大に押され減少しているものと 推測される。