熊野本宮エコ遊記ツアーガイド
■大斎原

紀元前1世紀の崇神天皇の代に熊野坐神社(熊野本宮大社)として大斎原に社殿建立し、ここにありました。明治22年の水害により明治24年に現在の高台に遷座されました。流出した中四社・下四社は大斎原に石祠を建てて祀られています。この大斎原については、昔、猟師が大きな猪を射て、跡を追って行くと大斎原に行き着き、イチイの木の本に死に伏した猪を見つけ、その肉を食べ、その木の下で一夜を過ごしたといわれ、その時に三体の月となって降臨したのが、熊野坐神社の三所権現を発見した猟師(熊野部千代定)が祀ったのが始まりとされています。
