熊野本宮 WelcomeTo Hongu Shokokai  

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女性部 電源開発施設見学会 

日時     平成17年7月5日 (水) 9:00〜
見学場所  十津川第一・第ニ発電所、二津野(ふたつの)ダム、風屋(かざや)ダム


この度、電源開発鰍ウんからのお誘いがあり、施設見学会を開催いたしました。
参加部員9名、事務局2名が参加し、熊野川水系のダムについて視察をいたしました。

まずは熊野川町の椋呂(むくろ)にある、十津川第二発電所を見学。
最初に佐藤所長よりご挨拶があり、会社説明のビデオを鑑賞しました。
つづいて、スライドにて十津川電力所の概要を伺い、ダムの役割や地域との関係について教えて頂きました。
スライドでダムの説明などを受けています

現在、電源開発さんでは、風力・水力・火力発電所が67箇所あり、
原子力発電所も1箇所建設予定とのことで、全国の電源の約2割を担っているそうです。
つまり、電気を電力会社に販売し、そこから各家庭へと送られている訳です。
本宮の電気はこの熊野川町でつくられ、一度新宮市の変電所にいき、各家庭へと送られています。
つまり地元の水を使って、私たちの電気のある暮らしが成り立っているんですね。

この筒の直径はバス1台通れるくらいあるそうです。ものすごいスピードで回っています。

この斜面の大きな筒の中を水が流れてきて、水車(この軸の下)を回し、電気がつくられます。

また、濁水対策を行い漁業への配慮や、北山村のいかだ下りや、
熊野交通のジェット船の運航に支障のないような水量の調節を行なっています。
見学の数日前まで、梅雨の時期だというのになかなか雨が降らず、
ダムの水量もかなり少なくなっていたようですが、先日の夜にはかなりの雨が降り、
少し持ち直したとのことでした。
十津川第一発電所内を見学風屋ダムからの風景

最近、この地域でも心配されている大きな地震が来た場合、ダムは大丈夫なのか?
参加した部員さんたちも、気になっていたようです。
もし、ダムが決壊したらどの位で水がやってくるのか?という話題は昔からよく言われてきたことでした。
ダムは硬い岩盤の上に建設されており、阪神大震災級の地震があっても壊れることはない。
そういう説明を受けて、みなさんの不安も少しは減ったようでした。

車でそばを通ることはあっても、ダムや発電所について知らないことが多かったという感想も多く、
自分達との生活にとても関係深いということを再認識した1日でした。