熊野本宮

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 熊野古道をご存知ですか?

 古代から中世にかけて「蟻の熊野詣」といわれた、、熊野三山(本宮・新宮・那智)の信仰。
その参詣道を熊野古道と言います。平成16年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」として
世界遺産に登録されました。道として世界遺産に登録されているのはスペインの
サンティアゴ参詣道に次いで2つめです。 また、世界で初めて温泉が世界遺産に登録され、
(湯峰温泉 つぼ湯)、世界で初めて「川」が世界遺産に登録されました。(熊野川)

 
熊野古道はいくつかありますが本宮にはメインルートとされる紀伊路(大阪から熊野)・中辺路が
あります。その昔、上皇や貴族から庶民に至るまで多くの人々が参詣しました。
当時大人気となったその理由は熊野の神様は老若男女・身分の位に関係なく受け入れてくれる
神様だったからでしょう。熊野古道の道筋には、神祀が祀られています。 これを「王子」といいます。


 「王子」とは熊野の神様の御子神を御祀りした場所のこと。
一般に「熊野九十九王子」と言われるほどにその数は多く、大阪から奥熊野までの70里の間、
道中の村々にありました。中でも位が高いとされる「五体王子(町内では発心門王子)」では
「熊野御幸」の際、法野懐紙という紙に歌をしたため、宿坊としても利用されました。
「中右記」の時代には24社が記録され、100年後の藤原定家の御幸記では80社と大幅に増え、
現在では95社が、熊野古道沿いに熊野三山への遥拝所的役割を持って道標のように存在します

  

熊野本宮大社周辺を歩いてみませんか?
熊野本宮大社周辺map (PDFファイル)はこちら   周辺のお店ご紹介(PDFファイル)


熊野古道を歩きませんか?本宮町内の熊野古道 おすすめコースをご紹介します。
                            

発心門王子より本宮大社 (おすすめコース@)
                 

 初心者にも安心のコース
 熊野古道の終点を味わう道。本宮大社の旧社地
 を望む伏拝王子を経て、いよいよ本宮へ参るルートです。
 



大日越 (おすすめコースA)


 上り下りが急なので、体力や足腰に自信のある方向き
 本宮地区から月見が岡神社や鼻欠地蔵を経て
 湯峰王子に抜けるルートです。



赤木越 (おすすめコースB)

 
 歴史を感じる小栗の道

 発心門王子から赤木越を歩き、柿原茶屋跡を経て
 湯峰温泉へ抜けるルートです。


注意点・お願い


熊野古道は、三重・奈良・和歌山の3県の広大な範囲にまたがる歴史的資産と、人々と自然の関わりの中で培われた文化的景観が
高く評価され、平成17年7月7日世界遺産として登録されました。この人類にとってかけがえのない財産を大切に保全し、
後世に伝えて行く為にも、ぜひこの8ヶ条を守って歩いて下さい。
 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」ルール8ヶ条

1.「人類の遺産」をみんなで守ります。
2.いにしえからの祈りの心をたどります。
3.笑顔であいさつ、心にふれあいを深めます。
4.動植物をとらず、持ち込まず、大切にします。
5.計画と装備を万全にゆとりをもって歩きます。
6.道からはずれないようにします。
7.火の用心を心がけます。
8.ごみを持ち帰り、きれいな道にします。
 

 
 
 歩き易い靴、服装で歩きましょう。
 冬場は暗くなるのがとても早い為、
 散策は午前中に設定された方が安心です。
 中には携帯電話が通じない場合もあります。
 バスの本数は多くありません。
 時間はゆとりをもって計画して下さい。




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