熊野川本宮道路開通

　熊野本宮

国道１６８号線は、本宮の人たちにとって欠かせない道路。
新宮市を起点とし、約１９０キロ、大阪府枚方までの道です。この内本宮の人達が一番利用するであろう区間は
本宮～新宮間の約４０キロでしょう。
この区間は、山間部ではありますが、田舎にしては交通量もそこそこあり、春や秋の行楽シーズンには、
ツーリングのバイクなどもよく見かけます。

この１６８号線のうち、本宮を通過する五條新宮道路（ごじょうしんぐうどうろ）は、
約１３０キロの地域高規格道路として計画路線に指定されていますが、
このうちの本宮～新宮間も少しずつ整備が進められ、３月２５日に熊野川本宮道路（２・６キロ）が開通しました。
熊野川沿いに沿って通るこの道道は幅が狭く、蛇行している箇所も多いのですが、完成した区間も同様でしが、
見通しのよい直線道路となり、円滑な通行が可能となりました。

本宮町側の二つ石トンネル　完成した熊野川本宮道路は、田辺市本宮町側の延長７８９メートルの「二つ石トンネル」と
　新宮市熊野川町側の延長１３８０メートルの「東敷屋トンネル」、それを結ぶ「イラハラ橋」で構成されています。
　総事業費は８７億７０００万円。
　田辺市本宮開発センターにて式典が行なわれ、和歌山県知事、田辺市長、周辺市町村の関係者らが参加されました。
　その後、現地にてテープカットを行い、当日午後３時から通行が可能になりました。

　今までとは比べると、かなりよい状況になったのはとてもよいことですが、スピードの出しすぎにはご注意を！

　　本宮町大津荷方面より、
　新しく出来た「二つ石トンネル」